シルクハットの創立

■1986年10月
シルクハットは、シルクロード少年サッカーチームのお父さん達の寄せ集めチームから発足しました。発足当時は10人ほどで、いまなお活躍されているメンバーの若々しい顔があります。




 『設立時を振り返って』 古賀 忠夫

サッカーについて右も左もわからなかった私が、息子が入ったシルクロードの第4代会長に就いた昭和61年(1986年)、コーチ会兼務の役員として定例役員会に福島健さんが出席していた。
北野台自治会館での定例役員会終了後は、北野台ショッピングセンターに当時あった「寿司勝」に集まって、ワイワイやっていた。
そうした中、健さんより、子供たちだけでなく大人のサッカーも始めたいとの提案があった。9月14日に大人のサッカー結成のための準備会がもたれ、"シルクハット"と命名された。翌15日、シルクロードの由比浜コーチをシルクハットの監督として、初練習が行われた。

しかしシルクハット結成については、その手続き的な面でクレームがつき、9月29日のコーチ会でもめ、我々役員会も巻きこまれて、役員会の自主性を要求された。当時の構想には、シルクハットの設立と共に、中山さんの好意によりキッチン中山の空地にシルクハウスを作って、いつでも仲間が集えるクラブハウスとする案があった。結局シルクハウスは断念したが、やっと10月18日に大人のサッカーチーム"シルクハット"の設立総会を持つことができた。

健さんが代表に満場一致で推挙された。設立メンバーは10数名で、11月9日にはメンバー14人で練習試合が行われた。さかのぼる7月20日、恒例の桐朋グランドの一斉草刈り作業後の親子サッカーに、大人の男性参加者がゼロであったことを思うと、急展開の進展である。
シルクハットが20周年を超え、この間に女性のシルクリボンの設立もあったが、最近は60歳以上のメンバーで構成するチームの八王子GOルドマンへの加入等、シニア世代のメンバーがますます増加している。激しいスポーツではあるが、年相応に楽しみながらスポーツができる楽しみをかみしめている。